专利摘要:
椅子又はベッド上の人の身体の部分に対する力を最小にするための適応緩衝方法及び適応緩衝装置20が、その上に新規の伸縮可能なピエゾ抵抗力センサー33をそれぞれ有する複数の個々の空気袋セル22を有する上敷き緩衝物21と、個々のセルを、変換器44によって測定される圧力まで膨張及び収縮させるための電空制御システム20Aとを備える。力センサーによって感知される力の集中は、新規のアルゴリズムを使用して、第1のセル内の膨張圧力を変動させ、一方で全てのセルに対して加えられる力の和を測定し、第1のセルを最小の総力が得られる圧力まで再圧縮し、残りのセルのそれぞれについて、圧力の周期的変動、及び最小の力が得られる圧力までの再膨張を反復し、力の変動が所定の閾値未満を下回って最小にされるまで全てのセルに関してシーケンスを反復することによって、最小にされる。
公开号:JP2011514230A
申请号:JP2011500792
申请日:2009-03-13
公开日:2011-05-06
发明作者:テイラー、ジェフリー・エル
申请人:ストライカー コーポレイションStryker Corporation;
IPC主号:A47C27-10
专利说明:

[0001] 本発明は、座位又は側臥位の人体(seated or recumbent human body)を快適に支持するための方法、製品、及び装置に関する。より詳細には、本発明は、空気袋セルのマトリクスを有する適応緩衝物を使用して、支持される身体の部分に対する力の集中を最小にするための方法及び装置に関する。空気袋セルは、該セルの上に重なるセンサーに対して加えられる体積力の測定に応じて動的に加圧される。]
背景技術

[0002] 人体が椅子又はベッドのような物体によって支持されるときはいつでも、個人の重量に応じて生成される法線力(normal force)及びせん断力(shear force)が支持面から、皮膚、脂肪組織、筋肉等を通じて骨格に伝達される。
支持面によって身体の部分に対して加えられる力は、体重の力と等しく且つ逆向きであり、時には細胞に害を与え得る。身体の部分に対する力は、内部の血管を圧迫し、組織からの栄養素を閉塞させる可能性があり、これらの力の大きさ及び期間の積によって、組織の損傷又は病的状態が発生するか否かが決まる。
通常、高圧のみでは組織に有害な影響を与えるのに十分でない。たとえば深海ダイバーは、高いが均等に分散された法線力を受けるが、組織の損傷を被らない。
しかしながら、たとえば高圧エリアに隣接する低圧エリアに起因して、身体の部分に対する十分大きな外部圧力勾配が存在する場合、体内の体液はより低圧のエリアに移動する可能性がある。身体の部分に対して外部から加えられる接線分力(tangential force)又はせん断力は、体内の毛細血管及び血管を長手方向軸に沿って歪ませることによって、それら毛細血管及び血管を破壊する可能性もある。
したがって、組織に対して加えられる、表面力勾配(surface force gradient)(圧力勾配)及び外部から加えられるせん断力の双方を知ることが非常に重要である。これは、組織変形、及びそれに続く組織死をもたらすのが、これらの要因の組み合わせであるためである。
このため、比較的小さな外部のせん断力及び法線力(互いに独立している場合もある)であっても、結合して、体内組織に対し損傷を起こす程大きなせん断応力を生成する可能性がある。褥瘡(床ずれ)のような組織損傷が発現する危険が最も高い人体のエリアは、かかと、坐骨結節部、大転子部、後頭部、及び仙骨部である。]
[0003] 人体組織に対して加えられる法線力及びせん断力を測定するのに使用することができる、利用可能な様々な圧力/力センサー、せん断センサー、及びセンサーアレイが存在する。
たとえば、1996年11月5日付けの本発明者の特許文献1「Multi-Directional Piezoresistive Shear And Normal Force Sensors For Hospital Mattresses And Seat Cushions」は、側臥位又は座位の患者の身体に対する、マットレス又は椅子のパッドによって加えられる反力を測定するための薄型の平面センサーを開示している。
特許文献1の明細書に開示される本発明の1つの実施の形態は、分離した複数のセンサー素子パッドの2次元アレイから成るセンサーを備える。各センサー素子パッドは、導電性の粒子で満たされた非導電性の弾性ポリマーマトリクスから形成された薄型の平坦な層から構成されている。各センサーパッドの上側及び下側に電気的に接触した上下の導電素子のマトリクスによって、各パッドの電気抵抗を別個に測定することが可能となる。例えば人体によってセンサーマトリクスに対して加えられる法線力等に応じて各パッドに対して加えられる圧力は、センサーパッドの厚みを低減させる。これにより、各センサーパッドの電気抵抗は、バルクピエゾ抵抗効果又は容積ピエゾ抵抗効果によって低減される。]
[0004] 本発明者は、2001年4月17日付けの特許文献2「Piezoresistive Foot Pressure Measurement」において、人間の足又は馬の蹄に対して加えられる測定圧力のための新規の方法及び装置も開示した。
特許文献2において開示された新規の装置は、薄い、可撓性のポリマーパッケージ内に封入されたピエゾ抵抗力センサー素子の矩形アレイを備える。各センサー素子は、シリコーンゴムのようなエラストマーマトリクスにおいて懸濁される(suspended)導電性粒子を含浸されたポリマー繊維メッシュを備える。
ピエゾ抵抗メッシュ層は、行導体ストリップ及び列導体ストリップの積層から成るアレイ間に挟まれる。行導体ストリップ及び列導体ストリップは、好ましくはプリント金属経路を含浸されたナイロンメッシュから作製される。
行導体と列導体との間に挟まれるピエゾ抵抗物質の各領域は、センサーの矩形アレイにおいて個々にアドレス指定可能な法線力又は圧力センサーを備える。該センサーの抵抗は、該センサーに対して加えられる圧力の関数として所定の形で逆比例に変動し、したがって、アレイに接触している物体によって加えられる力又は圧力の分布のマッピングを可能とする。]
[0005] 2003年4月8日付けの特許文献3「Pressure Measurement Sensor With Piezoresistive Thread Lattice」では、本発明者は、表面に対して加えられる力又は圧力を測定するための変換器センサーアレイを開示した。アレイは、個々の力又は圧力センサー変換器素子の繊維状の二次元格子を備え、該格子は、それぞれが物質に対して加えられる圧力と反比例して変動する電気抵抗性を有するピエゾ抵抗物質の層によって覆われる中央導電性の心線から成る、細長い可撓性の繊維の対が交差する領域を含む。]
[0006] 2007年4月10日付けの特許文献4「Normal Force Gradient/Shear Force Sensors And Method Of Measuring Internal Biological Tissue Stress」では、本発明者は、椅子又はベッドによって支持される人の組織における内部応力を測定するための法線力勾配/せん断力センサー装置及び測定方法を開示した。
この装置は、中央のせん断力センサーから半径方向に離間された周辺法線力センサーから成る平面マトリクスアレイを備える。せん断力センサーはそれぞれ、円周上に離隔された電極によって縁どられる円形開口内に位置する導電性ディスクを備える。ディスク及び電極は、ポリウレタンのような伸縮性物質から作製される上下のカバーシート間に位置する。一方のカバーシートはディスクに接着され、他方のシートは電極のための支持シートに接着される。
アレイに対して加えられるせん断力に応じたカバーシート間の動きによって、電極に対するディスクの圧迫が増減され、それによってディスクと電極との間の伝導性が、せん断力の大きさ及び方向に比例して変動される。
各法線力センサーは、行導体と列導体との間で圧迫される導電性膜を備える。センサー対のコンダクタンス測定値は、センサーに対して加えられる法線力に比例して変動し、身体の部分によってセンサーアレイに対して加えられる法線力の勾配ベクトルを計算するのに使用される。この勾配ベクトルは、アルゴリズムにおいてせん断力ベクトルと結合され、たとえば骨ばった隆起に近い肉に対する、内部反応せん断力が計算される。]
[0007] 上記で特定した本発明者の特許の第1の群は、椅子又はベッドの支持面のような物体によって、人体の部分のような表面上の離散点において加えられる法線力及びせん断力のマップを作製するのに有用な、せん断力及び法線力のセンサー及びアレイを開示した。上記で特定した本発明者の特許の最後のものは、皮膚の表面より或る距離だけ下に位置する人体組織に対するせん断力及びせん断応力を測定するための効果的な手段を提供した。]
[0008] 特許文献5「Force Optimization Surface Apparatus And Method」では、本発明者及び共同発明者は、それぞれがその上に個々の力センサーを有する、横方向に配置された管状のソーセージ形状の複数の空気袋を備えたマットレスを備える装置を開示した。装置は、空気袋のそれぞれを個々に膨張させ、人がマットレス上に横になっている間、各個々の袋内の圧力をモニタリングし、その特定の袋に対して加わる力をモニタリングし、その特定の袋によって人体に対して加えられる力を最小にする目的でその個々の袋の圧力を調整し、上記のステップを袋セル毎に順番に反復するためのメカニズムを備えていた。]
[0009] 単一の個々の空気袋セルに対して人体によって加えられる力を測定し、一方で該セル内の膨張圧を調整する、特許文献5に開示される方法は、単一空気袋システム、及び支持される患者の身体が支持面に自由に適合する状況に適している場合がある。
しかしながら、患者の身体の部分が隣接する空気袋セルにまたがって支持されているという、より頻繁に遭遇するケースでは、空気圧が調整されている特定の袋上で測定される力が、特定の膨張圧に関して最小である場合がある。
しかし、特定の空気袋セルに対して加えられる力を最小にすることができる圧力は、通常、人の身体に対する力の集中の最小の総計のために最適な圧力ではない。これは、特定の空気袋セルに対して加えられる力を最小にすることができても、圧力が変動している空気袋セルに隣接する空気袋セルに対して加えられる力は、負荷重量が隣接セルにシフトすることに起因して実質的に増大するためである。]
[0010] 従来技術の方法及び装置と同様の制限は、患者の身体の一部分が1つ又は複数の隣接する空気袋セルからカンチレバー方式で支持され、一方で圧力が特定の空気袋セル内で変動するときに発生する。そのケースにおいてもまた、負荷力が隣接する空気袋セルに移る。
したがって、任意の個々のセルにおいて圧力を変動させながら、全ての空気袋セルに対して加えられる全ての力を計上する(account)方法及び装置を提供することが望ましいであろう。
本発明は、椅子又はベッド緩衝物によって支持される人体の部分に対する体積力の集中を最小にするための方法及び装置を提供するように着想されており、身体の部分に対して加えられる力を測定することを含む。]
先行技術

[0011] 米国特許第5,7(51),973号
米国特許第6,216,5(45)号
米国特許第6,543,299号
米国特許第7,201,063号
米国特許第6,721,9(80)号]
発明が解決しようとする課題

[0012] 本発明の目的は、ベッド、椅子、又は他のそのような物体によって、該物体上に横になっているか又は座っている人の身体の部分に対して加えられる反力を最小にするための適応緩衝方法及び適応緩衝装置を提供することである。]
[0013] 本発明の別の目的は、
個々に圧縮可能な空気袋セルのマトリクスを有し、ベッドマットレス又は椅子上に設置するための上敷き緩衝物と、
各空気袋セルと垂直に位置合わせされた個々のセンサーを有する表面力センサー変換器のアレイと、
力センサー信号を受信し、個々の空気袋セルにかかる膨張圧を動的に変動させて、個々のセルを、緩衝物によって支持される体の部分に対する力の集中を最小にするための制御システムアルゴリズムによって計算される圧力まで膨張又は収縮させるための電子制御システムと
を含む適応緩衝方法及び適応緩衝装置を提供することである。]
[0014] 本発明の別の目的は、人体の隆起に適合可能な伸縮可能な表面力変換器を提供することである。]
[0015] 本発明の別の目的は、非対称で、ダイオードのような電流対電圧伝達関数を有する伸縮可能な表面力センサーを提供することである。]
[0016] 本発明の別の目的は、非対称電流対電圧伝達関数を有し、したがってアレイに対して加えられる力をマッピングするために個々のセンサーをX−Yアドレス指定する間に発生するクロストークによる不明瞭性を最小にする、伸縮可能な表面力センサー変換器のマトリクスアレイを提供することである。]
[0017] 当業者であれば、添付の詳細な説明、図面、及び特許請求の範囲を読むことにより、本発明の様々な他の目的及び利点、並びにその最も新規な特徴が明らかとなるであろう。]
[0018] 本明細書において開示される本発明は、目的を達成し、記載される利点を提供することが完全に可能であるが、本明細書において記載される本発明の特徴は、単に好ましい実施の形態を例示するものであることを理解されたい。したがって、本発明における本発明者の独占権及び特権の範囲は、記載される実施の形態の詳細に限定されることを意図されない。本明細書に含まれる記載から合理的に推論可能な本発明の均等物、適用形態、及び変更形態は、添付の特許請求の範囲に定義されるような本発明の範囲内に含まれることが意図される。]
課題を解決するための手段

[0019] 簡潔に述べると、本発明は、椅子、ベッド、又は他のそのような物体によって、該物体上に座っているか又は横になっている人の身体の突出した部分に対して加えられる高度に集中した反力を最小にするための方法及び装置を包含する。
本発明による体積力最小化装置は、マットレス又は椅子上に設置するための適応緩衝物を備える。該緩衝物は、空気圧縮機及び弁によって様々な圧力に個々に圧縮可能な空気袋セルのマトリクスを有する。]
[0020] ベッド上での使用に適した適応緩衝物の一般的な実施の形態では、空気袋セルは、6×2のX−Y矩形格子に配置することができ、これによって緩衝物を、ベッドの長手の頭−足方向に延びる、6つの長手方向に離隔されたゾーンをそれぞれ有する左列及び右列に分割する。]
[0021] 本発明による適応緩衝装置は、新規な構造の力センサー変換器の可撓性で伸縮可能な平面アレイも備える。該アレイは好ましくは緩衝物の上面に位置決めされる。該アレイは緩衝物の各空気袋セルと垂直位置合わせされた少なくとも1つのセンサーを有する。]
[0022] 本発明によるセンサーアレイは、伸縮可能な繊維の行導体及び列導体を備え、それらの内部に面した導電性表面の間には、ピエゾ抵抗物質をコーティングされた伸縮可能な繊維シートが挟まれる。
平面センサーアレイは、このように構築され、空気袋セルの上に重なるセンサーアレイの上面において支持される人体の重量によってアレイに対して加えられる力に応じて弾性的に変形可能である。
好ましくは、センサーアレイは空気袋セルの上面に置かれ、形状に合った、耐水性の外形シートによってその位置に維持される。
行導体及び列導体の双方のための織物マトリクス、並びに中央ピエゾ抵抗層は、全てが、物質の平面内の任意の平行に弾性的に変形可能な物質から作製される。
好ましい実施の形態では、織物マトリクス又は行導体シート及び列導体シートは、銅ベースコート及びニッケルカバーコートを用いてめっきを施される。
中央ピエゾ抵抗シートはピエゾ抵抗コーティングでコーティングされた合成織物マトリクスから成る。
センサーアレイは、2方向伸縮特性を有する、すなわち直交方向に弾性的に伸縮可能であるLycraのような織物から作製される上側カバーシートも有する。]
[0023] 本発明による適応緩衝装置は、該空気袋セルに位置合わせされた個々のセンサーに対して人体によって加えられる力に応じて、個々の空気袋セルを制御圧力まで交互に加圧及び開放(vent)するのに効率的である電空制御器を備える。
電空制御器は、各力センサーに個々に電圧又は電流を印加し、結果としての電流又は電圧を測定し、それによってセンサーの電気抵抗を求めるための電子制御システムを備える。センサーの電気抵抗は、たとえばセンサーアレイによって覆われる緩衝物上に座っているか又は横になっている人によってセンサーに対して加えられる力又は圧力に反比例する。]
[0024] 電子制御システムは、個々のセンサーから該センサーの抵抗を表す電気信号、及びしたがって各センサーの上面に対して加えられる力又は圧力を入力として受信するコンピュータも備える。]
[0025] 本発明による体積力最小化装置は、加圧空気を、マニフォールド及び個々に制御可能な吸気切り替え弁を通じて各個々の空気袋セルに投入するための、圧縮機のような加圧空気源を有する空気圧システム(pneumatic system)も備える。装置は、選択されたセル内の空気圧をモニタリングし、測定した圧力を表す電気信号をコンピュータに出力するための空気圧変換器も備える。]
[0026] 各空気袋セル吸気弁は、電気的に操作可能であるとともに、第1の開位置と第2の閉位置とを有する。第1の開位置は、マニフォールドの排気ポートからの空気が選択された空気袋セルに導かれ、該空気袋セルを所望の設定圧力に膨張させる位置である。第2の閉位置は、セル内の所望の設定圧力を維持するのに効果的な位置である。]
[0027] 空気圧システムは、マニフォールドの吸気ポートに結合されたベント弁も備える。ベント弁及び選択された空気袋セル値が第2の開位置にある場合、選択された空気袋セルからの加圧空気は、ベント弁の排出ポートを通じて大気に放出され、個々の空気袋セル内の圧力がより低い制御可能な値まで低減される。各弁は、コンピュータの出力制御ポートに電気的に接続され、出力制御ポートにおいて信号によって動作可能に制御することができる。]
[0028] 本発明は、体積力最小化装置の動作を電気的に制御するための方法も含む。方法は、制御システムコンピュータにおいて実施されるアルゴリズムを含む。そのアルゴリズムは、個々の空気袋セルからの力測定値を入力として受信し、緩衝物によって支持されている身体の部分に対する力の集中を最小にするのに効果的である値に各空気袋セル内の空気圧を個々に調整するコマンド信号を出力する。]
[0029] アルゴリズムによれば、空気袋セルのそれぞれは、人が緩衝物の上に横たわるか又は座る前に、所定の上限設定圧力まで膨張される。該上限設定圧力は、異なるセルについて同じであってもよく、又は異なってもよい。
次に、人が緩衝物の上に位置決めされる一方で、人の身体によって各センサーに対して加えられる力が、各力センサーの電気抵抗のコンピュータによって制御された測定によって初期モニタリングされる。
次に、第1の「ゾーン1」空気袋セルがコンピュータ制御下で所定の下限設定圧力まで収縮される。ゾーン1は、ベッド上で使用するための6行×2列の空気セルにおける左上側角のセル値のような、任意の個々の空気袋セルに対応する場合があるが、好ましい動作モードは、初期モニタリングプロセスの間、最も高い体積力が測定されたセルをゾーン1として選択することである。]
[0030] 低速に変動する傾斜付け(ramped)形式で行われる第1のゾーン1空気袋セルを収縮するステップの間、ゾーン1セルを含むセルのそれぞれに対して加えられる力が測定され、これらの力の和及びオプションで平均がコンピュータによって計算される。
下方向に傾斜付けられた収縮ステップの最後において、全ての力センサー読み値の最も低い和及び平均に対応する空気圧が記録される。
次に、ゾーン1セルは力センサー読み値の最も低い和及び平均に対応する圧力まで再膨張され、ゾーン1のためのサイクルが完了する。]
[0031] 第1のゾーン、すなわちゾーン1に関して上述された圧力傾斜付けサイクルは、次に、空気袋セル緩衝物の残りのゾーン毎に反復される。好ましくは、ゾーン収縮、再膨張圧力傾斜付けサイクルのシーケンスは、力の集中が連続的に小さくなることに対応する。換言すれば、ゾーン1は、最も高い表面体積力が測定されたゾーンとして選択され、ゾーン2は、2番目に高い体積力測定値を有するゾーンに対応する等である。]
[0032] 圧力傾斜付けサイクルが適応緩衝物のゾーンのそれぞれに対して完了した後、これらのステップは全てのゾーンに対して反復されるが、低減された範囲の圧力、すなわちより低い上限設定圧力及びより高い下限設定圧力を使用する。次に、力測定値における連続的に小さくした調整が所定の閾値レベルを下回る(この時、システムの周期的動作が受動状態に戻る)までシーケンスを反復する。]
[0033] 受動状態において、コンピュータは力センサー出力のそれぞれをモニタリングする。アクティブ周期動作への制御システムの復元は、たとえば患者の動きに応じた所定の閾値を超えた任意の力測定値の大幅な変化によって始動する。]
図面の簡単な説明

[0034] 本発明による適応体積力集中最小化を用いた身体支持緩衝装置の一部概略的な斜視図である。
図1の装置の断片的な上側斜視図であって、装置のマットレス上敷き緩衝物から装置のセンサーアレイジャケットが取り外されたものを示し、それによってマットレスの個々の空気袋セルが見えるようにする図である。
図2Aのマットレス上敷きの断片的な図であって、マットレス上敷きの個々の空気セルを示す図である。
図1及び図2の装置の概略的な側面図であって、マットレス上敷きによって支持される人体の部分に対して加えられる支持力を低減するように収縮された、装置の特定の袋セルを示す図である。
線4−4の方向から得られた図2のマットレスの垂直断面図である。
図1のマットレスの断片的な分解斜視図であって、マットレスの力センサー素子配置を示す図である。
隣接する空気袋セルの寸法と、セル上のセンサーの導体間の絶縁ストリップの幅との好ましい関係を示す概略図である。
図5のセンサーに関する電気抵抗対法線力のグラフである。
ダイオード接合点を備える、図1のアレイのセンサー素子の好ましい変更形態の部分概略図である。
図8のセンサー素子に関する電流対電圧(I−V)のグラフである。
図5のセンサーの6行×2列のマトリクスを示す概略図である。
図10Aの図に類似しているが、ダイオード接合点を含むように変更されたセンサーを示す図である。
図1の装置の電空制御器素子(electro-pneumatic controller elements)のブロック図である。
図11の電空制御器の単純化された斜視図である。
図1の装置の動作を示すフローチャートである。] 図1 図10A 図11 図2A 図5 図8
実施例

[0035] 図1〜図13は、本発明による、適応緩衝物を使用して人体に対する体積力の集中を最小にするための方法及び装置の様々な態様を示している。図1及び図3に描かれる本発明の実施形態例は、標準的なシングルベッド又は病院ベッド上で使用するのに適切なサイズ及び形状の適応緩衝物を含む。しかしながら、その実施形態例の以下の説明から明らかになるように、適応緩衝物のサイズ及び形状は、固定された椅子又は車椅子上での使用のような様々な用途に適合するように変化させることができる。] 図1 図10A 図10B 図11 図12 図13 図2A 図2B 図3 図4
[0036] 最初に図1及び図2Aを参照すると、ベッドの上に横になっている人の身体に対する最小の体積力集中のための適応緩衝装置20が、長手方向に伸長した矩形の緩衝上敷き21を含むことを見てとることができる。緩衝物21は、標準サイズの病院ベッドの上に共形に(conformally)適合する適切なサイズ及び形状を有する。このため、緩衝物21の実施形態例は、長さ約6フィート、幅約3フィート、及び厚さ約4インチの、横方向に伸長した矩形形状を有した。] 図1 図2A
[0037] 図1及び図2Aに示すように、マットレス上敷き緩衝物21は、12個の個々の膨張式空気袋セル22から成る矩形の2列×6行のアレイとして構築される。各空気袋セル22は、長さ約18インチ、奥行き約17インチ、及び厚さ約4インチを有する、横方向に伸長した矩形形状を有する。図1及び図2に示すように、袋22は、長手方向に離隔され、横方向に並べられ、横方向に伸長された6つの袋をそれぞれ有する左列及び右列に配置される。
図2B及び図4に示すように、各空気袋セルは、フラットベースパネル23と、左端パネル24及び右端パネル25と、頭部パネル又は前部パネル26及び足先部パネル又は後部パネル27と、上側パネル28とを有する。袋22は、合成ゴム又はポリウレタンのような可撓性の、好ましくはエラストマー材料から成る、約.014インチの厚さを有する薄いシートから作製されることが好ましい。各空気袋セル22の6つのパネルは、その端部においてシーリング(封止)により接合され、中空内部空間22Aを有する密封された本体を形成する。
オプションで、各空気袋セル22は管状の予備成形物から製造されてもよく、該予備成形物において、該管状の予備成形物の対向する横断端(transverse ends)に各端パネルがシーリングにより接合される。
いずれの実施形態においても、個々の空気袋セルの隣接するパネルは、超音波ボンディング、RF溶着、又は接着のような適切な方法によってシーリングにより接合される。] 図1 図2A 図2B 図4
[0038] マットレス緩衝上敷き21の空気袋セル22の数、サイズ、形状、相対的な位置決め、及び間隔は、決定的なものであるとは考えられていない。
しかしながら、一般的な人体の長手方向に並んだ中間部分の主要な湾曲に対応する、少なくとも5つ、好ましくは6つの長手方向ゾーンをそれぞれ有する対称形状の左列及び右列にマットレス上敷き21を配置するのが好ましいと考えられている。このため、図1、図2A、及び図3に示すように、マットレス上敷き緩衝物21は、6つの空気袋セル22L1〜22L6から成る左側列と、6つのセル21R1〜21R6から成る右側列とを有する。] 図1 図2A 図3
[0039] 図1及び図4に示すように、袋22は、最小の長手方向間隔29及び最小の横方向間隔30を有して、前後方向及び横並び方向の双方において共に密に積み重ねられる。長手方向間隔29及び横方向間隔30は、隣接する袋セルが物理的に互いに接触するように、好ましくは無視できるほどに小さい。] 図1 図4
[0040] 図1、図2A、及び図2Bに示すように、各袋セル22には、管状の空気吸気ポート31を設けられる。空気吸気ポート31は、側壁、たとえば左側壁24又は右側壁25を通じて突出するとともに、袋内の中空内部空間22Aとつながっている。空気袋セル22のポート31を通じて中空内部空間22Aに入るか又は中空内部空間22Aから排出される空気によって、セルが選択された圧力まで膨張又は収縮することが可能になる。] 図1 図2A 図2B
[0041] 図1及び図2に示す緩衝物21の各空気袋セル22の形状は、矩形ブロックの形状又は平行6面体であるが、空気袋セルは、オプションで、緩衝物の基部から上方向に突出する凸半球のような異なる形状を有してもよい。また、緩衝物21の空気袋セル22のアレイは、共通ベースパネル23を有する単一構造の部分とすることができ、該共通ベースパネルは、個々の矩形ブロック形状の膨張式ボディ、半球形の膨張式ボディ、又は共通の単一ベースパネルから上方向に突出する他の形状の中空の膨張式ボディを有する。] 図1
[0042] 個々の空気袋セル22が、別個のボディであろうと、共通基部から上方向に突出する上方膨張式のシェル状部分であろうと、各空気袋セル22又は選択された空気袋セル22の空気吸気/排出ポート管31は、図1及び図2Aに示すように側壁内に位置し横方向に外側に突出するのではなく、セルのベースパネル23内に位置し、セルから下方向に突出することができる。] 図1 図2A
[0043] 図1、図4、及び図5に示すように、体積力最小化装置20は、力センサーアレイ32を備える。力センサーアレイ32は、少なくとも1つのセンサーが各空気袋セル22の上面28上に位置決めされた個々の力センサー33のマトリクスを有している。
下記で詳細に説明されるように、各力センサー33は、力感知変換器を備える。力感知変換器は、上敷き緩衝物21によって支持される人の身体のような物体によってセンサーに対して加えられる法線力、すなわち垂直力の大きさに反比例して変動する電気抵抗を有している。
好ましい実施形態では、力センサーアレイ32は、図3に示すように、緩衝物21の上に密に且つ取り外し可能に適合する、耐水性の、形状に合った外形織物シート21Aによって、空気袋セル22の上面の位置に維持される。] 図1 図3 図4 図5
[0044] 図1を参照すると、体積力最小化装置20が電子制御モジュール35を備えることが見て取れる。下記で詳細に説明するように、電子制御モジュール35は、センサー33に対する電気相互接続のためのセンサーインタフェース回路36を備える。
電子制御モジュール35は、センサーインタフェース回路36と相互接続されるコンピュータ37も備える。コンピュータ37は、センサーインタフェース回路36からの入力信号を受信し、個々のセンサー33の抵抗を測定し、それらに基づいて各センサーに対して加えられる力の大きさを計算し、力測定値に基づいて計算を行い、セルに対する力の集中を最小にするためのアルゴリズムを使用して計算された個々の空気袋セル22内の圧力を制御するコマンド信号を発行するようにプログラムされる。] 図1
[0045] 装置20の好ましい実施形態では、各センサー33の抵抗の測定は、センサーを行及び列から成るマトリクスアレイに配置することによって容易にされる。この配置を用いて、6×2アレイ32のセンサー33の個々の抵抗値を、図1に示すように6つの行インタフェース導体50及び2つ列インタフェース導体51を使用して測定することができる。] 図1
[0046] 個々のセンサー33の測定間のクロストークを回避するために、上述した行−列アドレス指定配置は、各センサーが、双方向性でない(non-bilateral)非対称の電流対電圧特性、たとえばダイオードのようなインピーダンス特性を有することが必要とされる。下記で詳細に説明するように、本発明は、要求されるダイオードのような特性を有する新規のセンサーを含む。代替的に、ダイオードのような特性を有しない力センサー33を使用して、力センサーアレイ32を、それぞれが互いに電気的に分離しており、インタフェース導体の別個のペアが各センサーの上側電極及び下側電極に接続している12個の別個の矩形センサー33に分割することができる。]
[0047] 図1に示すように、体積力最小化装置20は、切替弁マニフォールド41の入力ポート42に加圧空気を提供するための空気ポンプ又は圧縮機40を備える。切替弁マニフォールド41は、それぞれが弁43を通じて別個の空気袋セル吸気ポート31に接続される12個の排気ポート43Aを有する。下記で詳細に説明するように、圧縮機40、切替弁マニフォールド41、及び弁43は、コンピュータ37及び空気圧測定変換器44に動作可能に相互接続される。圧力変換器44は、圧力に比例する電気信号を出力する。この出力は、コンピュータ37への入力となる。この配置によって、各空気袋セル22の膨張圧力をコンピュータ37の制御下で個々に測定し変動させることが可能になる。] 図1
[0048] 図2A、図4、及び図5は、力センサーアレイ32の構造の詳細を示している。これらの図に示すように、センサーアレイ32は、薄い可撓性で弾性的に伸縮可能な物質から作製される上側カバーシート45を備える。本発明者によって製造されるセンサーアレイ32の実施形態例では、カバーシート45は、厚さ約0.010インチ、スレッドカウントが1インチ当たり約88スレッドの、「2方向伸縮」のLycraのような物質から作製された。その物質は、商標Millglass Platinum、型番(24)7579を有し、Milliken & Company, P.O. Box 1926, Spartanburg, SC 29304から得られた。] 図2A 図4 図5
[0049] 図4及び図5を参照すると、センサーアレイ32は、上側の列導体シート46を備える。この上側の列導体シート46は、3Mの転写テープ950から作製される可撓性接着ストリップ、又はLepageのラテックスコンタクト接着剤のような可撓性接着剤によって、上側可撓性カバーシート45の下側表面に固定されている。
列導体シート46は、92%のナイロン及び8%のDorlastan繊維から構成される織布マトリクスシートから作製される。これによって、シートに可撓性の2方向伸縮弾性がもたらされる。導体シート46の織物マトリクスシートは、銅のベースコーティング、それに続くニッケルの外側コーティングを用いて無電解めっきを施される。
金属コーティングは、メッシュ織物の空隙に隣接する繊維の表面、及び導体シート46の上面47及び下面48に完全に含浸し、それによって上面47と下面48との間に導電性の経路を形成する。
導体シートに適した導電性織物は、Lessemb社(809 Madison Avenue, Albany, NY 12208, USA)から入手可能なWoven Silverブランドの、カタログ#A251であることがわかっている。] 図4 図5
[0050] センサーアレイ32の実施形態例では、上側導電性シート46は、上述したWoven Silverカタログ#A251から製造された。この物質の上面47及び下面48の表面抵抗率は、約1オーム/スクエア以下であり、上面47と下面48との間の層間抵抗は、約50オーム/スクエアである。]
[0051] 本発明によるセンサーアレイ32の好ましい実施形態では、個々の導電性パッド又は導体の行若しくは列は、導電性上面47の最上部から、導電性下面48の底部に至るまで、導体シート46を貫通して(through)垂直に無金属チャネル(metal-free channels)をエッチングすることによって形成される。このため、図5に示すように、長手方向に配置された細い直線チャネル49が上側列導体シート46を貫通してエッチングされる。この構造によって、結果として、2つの隣接した、相対的に広い、長手方向に伸長する左平面列電極50及び右平面列電極51が形成される。隣接する左列電極及び右列電極は、相対的に薄いチャネル49によって離隔され、このため隣接する列電極が互いに電気的に分離される。] 図5
[0052] 本発明によれば、絶縁チャネル49は、以下の新規なプロセスによって、列電極50及び51を形成するために、上側導体シート46を貫通してエッチングされる。]
[0053] 第1に、毛管現象による浸透(capillary wicking)、及びその結果、続いて適用されるエッチング溶液が織物導体シート46に浸潤することを阻止するために、シートは、PTFEのような疎水性物質によって処理されることによって前処理される。処理は、好ましくは、PTFEのような疎水性物質を含むエアロゾルを導体織物シート46に散布することによって行われる。適切なエアロゾル散布液は、3M社(St. Paul, Minnesota)による、商標Scotch Guardの下で市販される。好ましくは、その内部に絶縁チャネル49が形成されることになる織物導体シート46のエリアは、シートに疎水性物質を施す前に、チャネルの形状を有するマスキングテープのストリップをシートに接着することによって、疎水処理からマスキングされる。]
[0054] 導体シート46を前処理して疎水性にした後、マスキングテープのシートが、導体シートの上面47及び下面48の双方に密に接着される。これにはローラー又はプレス機が使用され、マスキングテープと表面との間に空隙がないことが確実にされる。これによって、エッチング溶液が導電性表面と接触することが可能になる。次に、絶縁チャネル49の形状を有するマスキングテープのストリップが導体シートから除去される。オプションで、除去されるマスキングテープのストリップは、マスキングテープのより大きなシートを部分的に型抜きすることによって予備成形される。]
[0055] チャネル49に対応するマスキングテープのストリップが導体シート46から剥離された後、チャネルと位置合わせされた織物シートの導電性金属コーティングが化学的にエッチング除去される。化学エッチングを実施する好ましい方法は、30mlの水内に10mgのリン酸アンモニウムを有する濃縮液を使用する。リン酸アンモニウム溶液は、ゲルコンシステンシーが得られるまで、メチルセルロース固体粉末(濃度10%のメチルセルロース粉末)と混合される。このように形成されたエッチャントゲル(etchant gel)は、その後、導体シート46の上面47及び下面48のエリア上にチャネル49を越えて(over)伸び広げられる(rollered)。エッチャントゲルは、室温において約1時間、チャネル49上に滞留させられ、その時間の間に、チャネル49に垂直位置合わせされた導体シート46の織物マトリクスのニッケル及び銅めっきが完全に除去され、それによってチャネルが電気的に絶縁される。このプロセスによって、導体シートがそれぞれ左列電極50及び右列電極51に離隔される。]
[0056] 絶縁チャネル49を形成するエッチングプロセスは、導体シート46の上面47及び下面48からエッチャントゲルを洗い落とし、その後上面及び下面からマスキングテープを除去することによって完了する。]
[0057] 図5をさらに参照すると、センサーアレイ32が、左列電極50及び右列電極51の下面と密接に接触する上面53を有する薄いピエゾ抵抗シート52を備えることが見て取れる。ピエゾ抵抗シート52は、下側行導体シート56上の行電極の上面に密接に電気的に接触する下面54も有する。下側行導体シート56は、上側列導体シート46の構成と全く同様の構成を有する。このため、下側行導体シート56は、導電性上面57及び導電性下面58と、横方向に並べられた細い絶縁チャネル59とを有する。絶縁チャネル59は、行電極61、62、63、64、65、66間に位置決めされ、それら行電極61、62、63、64、65、66を区画する。] 図5
[0058] センサーアレイ32のピエゾ抵抗シート52の機能は、列電極及び行電極間、たとえば左側列電極50及び背後の行電極61間に、導電性経路を形成することであり、該経路の抵抗は、センサーアレイに対して加えられる法線力の関数として所定の形式で変動する。]
[0059] センサーアレイ32の実施形態例では、ピエゾ抵抗シート52は、伸縮可能な薄いLycraのような織物シートをピエゾ抵抗物質でコーティングすることによって製造された。ピエゾ抵抗物質を支持するためのマトリクスを形成する適切な織物シートは、製造者Milliken & Company(Spartenburg, South Carolina, USA)から入手可能な商標Platinum,Milliken、型番#247579によって知られる織物である。その織物は、69%のナイロン及び31%のスパンテックスから成る繊維含量、1インチ当たり約88スレッドのスレッドカウント、及び0.010インチの厚みを有した。織物マトリクスをコーティングするのに使用されるピエゾ抵抗物質は、以下のように作製される。]
[0060] 黒鉛、炭素粉末、ニッケル粉末、及びアクリル接着剤の溶液が、所望の抵抗及びピエゾ抵抗特性を得られるのに要求される比率で混合される。銀コーティングされたニッケル片は、0psi〜1psiの低い力範囲において力応答を達成するために使用され、黒鉛は1psi〜5psiの中間範囲のために使用され、チャコールランプブラック(Charcoal Lamp Black)は、5psi〜1000psiの高い力範囲のために使用される。以下は、ピエゾ抵抗物質の構成成分である物質の説明である:
銀コーティングされたニッケル片:
ほぼ厚さ1ミクロン且つ直径5ミクロンの小板(platelets)
ふるい分析(−325メッシュ)95%
見かけ密度2.8
マイクロトラック(Microtrac) d50/ミクロン 12−17
Novamet Specialty Products社(681 Lawlins Road, Wyckoff, NJ 07481)から入手可能
黒鉛粉末:
合成黒鉛、AC−4722T
Anachemia Science(4-214 DeBaets Street Winnipeg, MB R2J 3W6)から入手可能
チャコールランプブラック粉末:
Anachemia製品番号AC−2155
Anachemia Science(4-214 DeBaets Street Winnipeg, MB R2J 3W6)から入手可能
アクリル接着剤:
Staticide Acrylic High Performance Floor Finish
P/N4000−1 Ph8.4〜9.0
Static Specialties Co. Ltd(1371-4 Church Street Bohemia, New York 11716)から入手可能]
[0061] 以下は、異なる感度を有するピエゾ抵抗物質を作製するのに使用される混合物の例である:
0psi〜30psiの範囲内の力のための例I
・200mlのアクリル接着剤
・10mlのニッケル片粉末(flake powder)
・10mlの黒鉛粉末
・20mlのカーボンブラック
0psi〜100psiの範囲内の力のための例II
・200mlのアクリル接着剤
・5mlのニッケル片粉末
・5mlの黒鉛粉末
・30mlのカーボンブラック
0psi〜1000psiの範囲内の力のための例III
・200mlのアクリル接着剤
・1mlのニッケル片状粉末
・1mlの黒鉛粉末
・40mlのカーボンブラック]
[0062] ピエゾ抵抗シート52のための織物マトリクスは、ピエゾ抵抗コーティング混合物内に浸される。余分な物質はロールオフされ、シートは吊るされ空気乾燥される。]
[0063] 図6は、隣接する空気袋セル22間の最小間隔S、及びセンサーアレイ32の隣接する導体間の非導電性ストリップ49の最小幅の計算を示している。] 図6
[0064] 図6を参照すると、患者が収縮している袋22に沈み込むと、上側力センサー層33が、該層が初期状態においてその上に位置していた袋から引き下ろされ、引き離されることを理解することができる。
非導電性ストリップ49が細すぎる場合、収縮している袋の上に重なっている列導体50のような導体が隣接する導体51と接触し、このため列導体が最初にその上に位置していた袋に対する力を表すものではない力が記録される可能性がある。したがって、非導電性ストリップ49を、このことが起こるのを阻止するのに十分な幅にすることが必要である。
空気袋セルがセルの中央まで収縮する単純な状況を想定する場合、力感知層は、図6に示すような対角線(C1及びC2)に等しい距離引き下ろされ、非導電性ストリップ49の幅Sを、(C1+C2、すなわち袋の幅)以上にして、力が近隣セルから到来するときに誤って読み取られるのを阻止しなくてはならない。] 図6
[0065] 図7は、図1及び図2に示すセンサーアレイ32の例に関して列挙した配合を有し且つ上述したように製造されたピエゾ抵抗シート37を使用する1インチ四方のピエゾ抵抗力センサー素子48の電気抵抗を、センサーアレイ32の上側基板シート33の上面47に対して加えられる法線力又は圧力の関数として示している。図7に示すように、抵抗は、法線力の関数として逆比例で変動する。] 図1 図7
[0066] 図1に示すように、列電極32l〜32nと垂直位置合わせされた行電極31−l〜31−mは、列電極と行電極との間のピエゾ抵抗層シート37と共に、m×nの力素子48から成るm×nの矩形マトリクスアレイを形成する。センサー素子48毎の上側電極及び下側電極が電気的に分離している場合、12個のセンサーのそれぞれについて別個のリードアウト導体対、すなわち合計24個のリードが存在する。] 図1
[0067] 好ましくは、図1及び図5に示すように、センサーアレイは行及び列に配置され、これによって8つのみのリードアウト導体を必要とする。しかしながら、図10Aに示すように、センサーアレイ32のマトリクスアドレス指定を使用して個々のセンサー33の抵抗を測定し、それによってセンサーに対して加えられる法線力を求める場合、アドレス指定されていないセンサーへの並列電流に起因して、アドレス指定されたセンサー33及び選択されていないセンサーに対する抵抗間で実質的なクロストークが存在する。
このクロストーク問題を克服するために、本発明者は、センサー33を変更してダイオードのような特性を与えるための方法を開発した。図10Bを参照することによって確認され得るように、両方向性でない、極性を感知する伝達関数を有するセンサー33間のクロストークによって、図10Aに示す対称導電性センサー33のマトリクスにおいて存在するクロストーク問題が軽減される。] 図1 図10A 図10B 図5
[0068] センサー33を、以下のようにピエゾ抵抗層シート52の製法(preparation)を変更することによってダイオードのような特性を有するように変更する。最初に、ピエゾ抵抗層シート52を、上述したプロセスによって準備する。次に、ピエゾ抵抗シート52のピエゾ抵抗コーティング67の上面69又は下面70を変更して、その上にP−N半導体型接合点を形成する。]
[0069] ピエゾ抵抗コーティング67を変更してP−N接合点を形成することは、最初にスラリーを準備することによって実施される。スラリーは、上述した3つの混合物例のうちの1つの組成物を有するが、50ミクロンサイズの粒子の微粉の形態で酸化銅CuOをそれぞれ5ml加え、50ミクロンサイズの粒子の微粉の形態で5mlの亜酸化銅Cu2Oを加え、上記の成分を十分にかき混ぜることによって変更される。
結果としての溶液を、次に、テトラヒドロホウ酸ナトリウム(NaBH4)又はリン酸アンモニウムとしても知られる水素化ホウ素ナトリウムの溶液約30mgを使用して希釈し、約5.5のpHを有する溶液を形成する。
次に、溶液をピエゾ抵抗シート52上のピエゾ抵抗コーティング68の上面69又は下面70上にコーティングする。このコーティングプロセスは、ローラーコーティングプロセスを使用して実施される。このプロセスの結果、一平方センチメートル当たり約0.5mlの溶液が加えられる。
表面コーティングは次に、室温で、20%未満の相対湿度で4時間空気乾燥される。コーティングされた表面が乾くと、これはP型半導体として機能し、一方コーティング68のコーティングされていない側は、P−N接合ダイオードのN型半導体として機能する。]
[0070] 図8は、上述したように、センサーにダイオードのような特性を与えるように準備されたセンサー33と、センサーのI−V(電流対電圧)伝達関数を得るための回路とを示している。図9は、図8のセンサー33の場合の典型的なI−V曲線を示している。] 図8 図9
[0071] 上述したように、ダイオードのように動作する半導電性層を付加することによってセンサー33を変更することの利点は、これによってセンサー間のクロストークが低減することである。
図10Aに示すように、このクロストークは、いわゆる「平方完成(completing the square)」現象に起因して発生する。この現象において、正方形の3つの角を形成する3つのアドレス指定されていないレジスタの平方マトリクスアレイにおいて3つの接続が作製される。このため、垂直列内の任意の2つの接続及び同じ行内の第3の接続が、導体のX−Yアレイ内のいずれかの接続として機能する。
正方形の第4の角にあるレジスタは、アドレス指定されたレジスタと並列の重信(ファントム:phantom)として現れる。これは、このレジスタを通じて電流が逆方向に進むと共に、他のレジスタを通じて順方向に進むことができるためである。この重信による寄与を排除するためには、電子機器において配慮し、さらなる支出を行わなくてはならない。
たとえば、図10Aに示すように、電位Vが行導体X1と列導体Y1との間に印加され、それによってピエゾ抵抗センサー抵抗R11の抵抗値を求める場合、「重信」レジスタR(22)を通じて流れる逆電流によって、抵抗値の和R12+R(22)+R22が分路し(R11)、その結果、図10Aにおいて矢印によって示される並列電流経路が生じる。これは結果として、以下の誤った抵抗値となる:
Rx1y1=R11//(R12+[R22]+R21)、Rx1y1=R11(R12+[R22]+R21)/(R11+R12+[R22]+R21)
ここで、抵抗値を囲む括弧(brackets)は、そのレジスタを通じた、時計回り、すなわち左方向に対角線を下るのではなく、反時計回りの電流を示している。このため、たとえば、上記で列挙した4つの抵抗のうちのそれぞれが10オームの値を有していた場合、R11の測定値は、
R11=10(10+10+10)/(10+10+10+10)=300/40=7.5オーム
となり、すなわちR11の実際の値10オームを25%下回る。3つのアドレス指定されていないピエゾ抵抗センサー33の抵抗値R12、R22及びR21が、これらのセンサー33に対して集中するより大きな力に起因してそれぞれより低い、たとえば1オームである場合、R11の測定値は、
R11=10(1+1+1)/(10+1+1+1)=30/13=2.31オーム
となり、すなわちR11の実際の値を約77%下回る値である。] 図10A
[0072] 他方で、図10Bに示すように、ダイオードを各ピエゾ抵抗センサー素子33と直列に置くことによって、センサー素子、たとえばR22を通じた試験電流の逆方向の反時計回り方向において測定される素子の電気抵抗は、実際上任意の大きさであるか、又は図10A及び図10Bに示す他の抵抗を通じた電流の時計周りの順方向の経路と比較して無限大である。このケースでは、それぞれが10オームの値を有する2×2のマトリクスの4つの抵抗の場合に測定される抵抗値は、
Rx1y1=10(1+∞+1)/(10+1+∞+1)=10オーム
となり、すなわち正しい値となる。
このため、各センサー素子33をp−n接合点を含むように変更し、それによって該センサー素子にダイオードのような特性を与えることによって、各センサー素子33を通じて流れる逆電流を電気的に分離する(すなわち逆電流を阻止する)。これによって、各センサー素子33の電気抵抗の正しい値Rxy、及びしたがってそこに対して加えられる力を、センサー素子毎に別個の導体対を必要とするのではなく、行及び列マトリクスアドレス指定を使用して正確に測定することが可能になる。] 図10A 図10B
[0073] 本発明による力最小化装置20の上述した構成要素は、相互接続されて閉ループサーボ制御システムを形成する。このシステムは、本発明の方法によるアルゴリズムを使用して体積力の集中を低減するのに効果的である。この方法及び装置の理解は、図1に示す装置の線図、及び図5に示す斜視図と合わせて図11を参照することによって容易になり得る。図11は、装置20の電空制御器システム構成要素20Aのブロック図である。] 図1 図11 図5
[0074] 図11を参照すると、電空制御装置20A(electro-pneumatic controller apparatus)が、力センサーインタフェースモジュール36を通じて力センサーアレイ32に双方向に結合されたコンピュータ37を備えることが見て取れる。センサーインタフェースモジュール36は、コンピュータ37からの制御信号に応答して、マトリクスアドレス指定された個々の力センサー33に向けられる試験電圧又は電流を生成するためのデジタル−アナログ変換器(DAC)71を備える。] 図11
[0075] 個々の力センサー33は、DAC71によって制御される電流又は電圧源の一方の端子を、Xマルチプレクサ72によってX行導体1〜6のうちの選択された1つに接続し、電流又は電圧源の他方の端子をYマルチプレクサ73によってY列導体1又は2のうちの選択された1つに接続することによってアドレス指定される。
センサーインタフェースモジュール37は、試験電流又は電圧の印加の結果としての、センサー33を通じた電圧降下又は電流を測定し、測定値をコンピュータ37に入力するアナログ−デジタル変換器(ADC)74も備えた。
所定のスケール係数を使用して、コンピュータ37は選択されたアドレス指定されたセンサー33の電気抵抗の瞬時値を計算し、その抵抗値から、そのアドレス指定されたセンサーに対して瞬時に加えられる対応する法線力を計算する。]
[0076] コンピュータ37によって周期的に発行される制御信号に応答して、Xマルチプレクサ72及びYマルチプレクサ73を使用してたとえば1秒当たり3000サンプルの比較的高速なレートで各力センサー素子33の抵抗を周期的に測定し、そのサンプリングレートでコンピュータ37が各力センサー33に対して加えられる力を計算することを可能にする。]
[0077] さらに図11を参照すると、装置20は、センサーアレイ32によって測定された力の値、及びコンピュータにおいてプログラムされたアルゴリズムに基づいて、コンピュータ37によって発行されたコマンド信号に応答して、各個々の空気袋セル22内の空気圧を動的に制御するための圧力制御モジュール75を備える。
図11に示すように、排気ポートにおける空気をコンピュータ37によって制御可能な値まで加圧するために、圧力制御モジュール75が、空気圧縮機40及び該圧縮機の出力ポート76における空気圧変換器44に動作可能に相互接続される。] 図11
[0078] 圧縮機40の排気ポート76は、12排気ポートマニフォールド41の吸気ポート42に結合される。コンピュータ37によって発行されるとともに圧力制御モジュール75を通じてルーティングされる電気制御信号に応答して、マニフォールド41の別個の排気ポート43Aに接続された12個の個々の空気袋セル吸気切替弁43のそれぞれが、個々に制御可能である。]
[0079] 切替弁43の第1の開位置において、選択された空気袋セル22の空気吸気ポート31は、圧縮機40をオンにし、それによってセルを所望の圧力まで膨張させることによって、変換器44によって所定の値に対して測定された圧力まで加圧される。代替的に、圧縮機40がオフモードである場合、マニフォールド41の入力ポート42に結合されたベント弁77を開いて、大気中に空気を排出することによってより低い圧力値まで空気袋セル22を収縮することができる。]
[0080] コンピュータ37からのコマンド信号に応答して、選択された空気袋セル22を所定の圧力まで膨張させるのに十分な期間、12個の切替弁43のうちの選択された1つが開放された後、圧力変換器44によって出力されコンピュータ37に入力される、セル内の圧力に比例する電気信号によって、結果としてコンピュータが、閉鎖コマンド信号を弁に出力するとともに、シャットオフコマンド信号を圧縮機40に出力する。]
[0081] 選択された空気袋セル22をより低い所定の圧力まで収縮させるためのコンピュータ37からのコマンド信号に応答して、ベント弁77及び選択された切り替え弁43が開放されると、コンピュータ37に入力される圧力変換器44からの電気信号によって、結果としてコンピュータから電気閉鎖コマンド信号が出力される。
このコマンド信号によってベント弁77が閉鎖し、それによって、開放されている切替弁43が、選択された空気袋セル内で、選択されたより低い圧力を維持する。
全く類似した形式で、各他の空気袋セル22内の空気圧は、切替弁43を開放するための該弁へのコマンド信号を送信し、圧縮機40及び/またはベント弁77を、空気袋セルを所定の圧力まで膨張又は収縮させるように操作することによって、順次調整可能である。]
[0082] 図12は、図11に示し上述した電空装置20Aのためのハウジングの好ましい実施形態の単純化された斜視図である。図11及び図12に示すように、電空制御器20Aは、オペレータインタフェースモジュール78を備える。
オペレータインタフェースモジュール78は、多機能のオン/オフのモード制御スイッチ及びボタン79と、上下のデータエントリースルーイングボタン80、81(data entry slewing buttons)と、デジタルディスプレイ82とを含む、手動制御装置を備える。
ディスプレイ82は、内部空気圧及び選択可能な空気袋セル22に対する力、並びにセンサー33に対して加えられる全ての力の和及び平均を選択的に表示するためのスイッチ79によって制御可能である。] 図11 図12
[0083] 図12に示すように、電空制御器20Aは、ベッドのサイドボード又はエンドボードからハウジングを懸架するためのLブラケットがその後面パネル84から突出している箱状ハウジング83内に含まれることが好ましい。
電空制御器20Aのハウジング83は、空気ホース87を空気袋セル22と接続するための管状の部材86、センサーアレイ32のセンサー33に対する行導体88及び列導体89、並びに装置20Aの構成要素に電源供給するための電源に対する電源コード90も備える。] 図12
[0084] 力最小化アルゴリズム
上述した適応緩衝力最小化装置20は、多様な空気袋セル22を有する緩衝物21を備える。各個々のセル22は、その上面に、力センサーのアレイ32の個々の力センサー33を有する。空気圧測定変換器44は、各セル22内の空気圧を測定するために設けられる。各力センサー33は、緩衝物21上に横たわっている人と空気袋セル22との間の電位接触領域内に位置決めされる。各ピエゾ抵抗力センサー33は、力感知センサーとして機能し、該センサーは空気袋セル22上の人の身体によって加えられる最大力に反比例する電気抵抗を有する。該最大力は、各センサーの任意の部分にわたる、抵抗が最も低い経路に対応する。]
[0085] 図1及び図3に示す本発明による適応緩衝装置20の一実施形態では、緩衝物は、長手方向に並べられた左列及び右列の対に分割される。次に、それらの列は、頭部、臀部、及び踵部のような、人の異なる長手方向ゾーンを支持する左空気袋セル及び右空気袋セルの対をそれぞれ有する6つの長手方向ゾーンに分割される。このため、図3に示すように、左側列セル22L1〜22L6のように各列内に6つの空気セル22が存在する。
12個のセル22L1〜22L6、22R1〜22R6のそれぞれにおける空気圧は、力センサー33を使用して行われた力測定に応答して圧縮機器40及び切替弁43によって個々に制御される。各個々の空気セル22内の空気圧の個々の制御は、これより説明されるコンピュータ37で実施される新規なアルゴリズムを使用して、電空制御器システム20Aによって行われる。] 図1 図3
[0086] 最小で1つの空気袋セル22を使用する1つのゾーン、及び最大でn個の空気袋セルを使用するN個のゾーンが存在し得る。ここで、各ゾーンはその空気袋セルに対する最大力を測定するための力センサー33を有し、圧力変換器44を使用してその空気袋セル内の空気圧が測定される。
制御アルゴリズムは連続的反復の1つであり、その中では、力センサー33が患者の身体に対するピーク力を求め、圧力変換器44がピーク体積力で発生する空気圧を測定する。全てのセンサーに対する力をサンプリングする周期の終了時に、各個々の袋セル22内の空気圧が、全てのゾーンに関して力が最小化された圧力に回復される。このプロセスは継続し、装置は、上敷き緩衝物21によって支持される人に対するピーク力を最小にする、個々のセル毎の最適な袋圧力を常に見つけようとする。]
[0087] アルゴリズム記述
前提:
それぞれが1つの空気袋セル22を含み、1〜NをナンバリングされるN個のゾーン
各ゾーンの空気袋セルは、P#を測定するために空気圧変換器44に選択可能に接続することができる
各空気袋セル22は、各セルの表面に対して加えられる最大力F#を測定することが可能な個々の力センサー33を取り付けられる。
圧縮機40は、ゾーンの選択された個々の空気袋セル22に最大5psiの圧力で空気を供給する。ベント弁を通じて大気中に空気を排出することによって、選択された空気袋セル22を収縮するための、通常閉鎖されたベント弁77が存在する。
いずれの空気袋22が空気で膨張されているか、又はベント弁79を通じて大気中に空気を排出することによって収縮されているかを選択する複数の切替弁43が存在する。]
[0088] アルゴリズムステップ
1.Pset::::ベント弁77をPset、開始、閉鎖する
2.切替弁43−1を開放することによってゾーンi=1を選択する
3.圧縮機40をオンにする。
4.ゾーン1内の空気袋セル22内の空気圧を測定する
5.ゾーン1空気袋セル22を所定の上限設定圧力まで加圧し、切替弁(43−1)値Psetを閉鎖する。
6.i+1=Nとなるまでi+1について反復する
7.ゾーンi=1を選択する
8.全てのゾーンに関して力センサー(33)読み値を得る。
9.ベント弁77を開放する
10.ゾーン1空気袋セル22を所定の最小圧力まで収縮し、全ての空気袋セル22に関する力センサー33読み値をモニタリングする。全ての他の空気袋セル22内の袋圧力を、それらの上限設定圧力に維持する。
11.単一のゾーン1空気袋が収縮されているときの全ての空気袋セル22に対する力を測定し、全ての力センサー(33)読み値の和を計算するとともに、オプションで、全ての力センサー(33)読み値の平均を計算する。
12.コンピュータ37のメモリ内に、全ての力センサー33読み値の最小の和で発生するゾーン1空気袋セル22の圧力読み値を格納し、オプションで、全ての力センサー33読み値の平均値で発生するゾーン1空気袋セル22の圧力読み値を格納する。
13.ゾーン1空気袋セル22−1内の圧力を、全ての力センサーに関して最小の和及び平均となる力センサー読み値が得られた値までゾーン1空気袋セル22−1内の圧力を回復する。
14.ゾーン1切り替え弁43−1を閉鎖する。ゾーン1内の圧力を維持する
15.セット:カウント=i+1
16.カウント=i+1=Nとなるまでステップ2〜15を反復する
17.セット:Pset=Pset,開始−(カウント*20%_(すなわち、ゾーン1袋22−1内の初期圧力を低減する)
18.ステップ2〜16を反復する(すなわち、低減された初期圧力を用いる)
特許権保護願い(Caveat)
19.全ての力センサー33を常時モニタリングし、大幅な変化(ΔF>0.2*F#)が検出される(患者が移動する)場合、ステップ1から再度開始する。]
[0089] 図13は、上述したアルゴリズムを利用する装置20の動作を示すフローチャートである。表1は、袋22に関する適切な下限初期設定圧力及び上限初期設定圧力を、装置の上敷き緩衝物21によって支持される患者又は他の人の重量の関数として列挙している。] 図13
[0090] ]
[0091] 本発明による上述した方法及び装置の一変形形態において、各空気袋セル22内の圧力が最小力集中に関して最適化された後、吸気管31を完全にシーリングして、適応緩衝物21を永続的に圧力制御モジュール75から取り外してもよい。この変形形態は、椅子の緩衝物をカスタマイズして特定の個人に対して集中する力を最小限にするために、空気袋セル22を使用して緩衝物21をカスタマイズ製造することも可能にする。同様に、本発明による方法及び装置の変形形態を使用して、サドル緩衝物又は自動車のシートをカスタマイズすることができる。]
权利要求:

請求項1
支持物体との接触に応じて人体の部分に対して加えられる反力集中の大きさを低減するための適応緩衝装置であって、該装置は、a.薄い可撓性の空気不透過性物質からそれぞれ作製される少なくとも第1の密封可能な空気袋セル及び第2の密封可能な空気袋セルを有し、支持物体と人体との間に配置するための緩衝物と、b.前記人体によって前記空気袋セルに対して加えられる力と共に所定の形で変動する電気特性をそれぞれ有し、前記第1の空気袋セル及び前記第2の空気袋セルにそれぞれ関連付けられる少なくとも第1の力感知センサー及び第2の力感知センサーと、c.前記空気袋セルのそれぞれの中空内部空間を、個々に制御可能な圧力まで加圧するための加圧装置と、d.前記空気袋セルのそれぞれに動作可能に結合することができ、それによって前記空気袋セルのそれぞれの前記中空内部空間内の気体圧力を測定する少なくとも1つの圧力変換器と、e.前記力センサーからの信号を受信するための力センサーインタフェースポートと、前記圧力変換器からの信号を受信するための圧力変換器ポートと、前記加圧装置に制御信号を提供し、それによって、前記力センサーによって感知される力の和を最小にする個々に制御可能な値まで前記空気袋セル内の空気を加圧するための出力ポートとを有する制御装置と、を備える、装置。
請求項2
前記力センサーのそれぞれは、前記空気袋セルの上壁及び下壁のうちの少なくとも一方の上に位置する可撓性平面エンベロープを備えるものとしてさらに定義され、該エンベロープは、上側センサー導体を備える可撓性の上側導電性シートと、下側センサー導体を備える可撓性の下側導電性のシートと、該上側導電性シートと該下側導電性シートとの間に位置する可撓性ピエゾ抵抗層とを備える、請求項1に記載の装置。
請求項3
前記センサーの前記エンベロープは、少なくとも部分的に、弾性的に伸縮可能な物質から作製されるものとしてさらに定義される、請求項2に記載の装置。
請求項4
前記弾性的に伸縮可能な物質は、伸縮可能な弾性織物であるとしてさらに定義される、請求項3に記載の装置。
請求項5
前記第1の空気袋セル及び前記第2の空気袋セルに加えて、さらなるp−2個の空気袋セルをさらに備え、ここでpは整数である、請求項1に記載の装置。
請求項6
さらなるp−2個の力センサーをさらに備え、該力センサーのそれぞれが前記さらなるp−2個の空気袋セルのうちの1つに関連付けられる、請求項5に記載の装置。
請求項7
前記p個の空気袋セルは、m個の行及びn個の列から成るマトリクス内に配置されるものとしてさらに定義される、請求項5に記載の装置。
請求項8
さらなるp−2個の力センサーをさらに備え、合計p個の前記力センサーは、前記空気袋セルの前記m個の行及び前記n個の列と位置合わせされる、m個の行及びn個の列から成るマトリクスアレイ内に配置される、請求項7に記載の装置。
請求項9
前記力センサーインタフェースポートは、インタフェース導電体によって、少なくとも部分的に前記p個の力センサーに結合される、請求項8に記載の装置。
請求項10
前記力センサーのうちの少なくとも1つは、双方向性でない電流対電圧インピーダンス特性を有するものとしてさらに定義される、請求項9に記載の装置。
請求項11
前記力センサーインタフェースポートを前記センサーアレイに接合する前記インタフェース導電体は、前記力センサーアレイの、m個の行センサー導体に接続されたm個のインタフェース導体と、n個の列センサー導体に接続されたn個のインタフェース導体とを備えるものとしてさらに定義される、請求項10に記載の装置。
請求項12
前記加圧装置は、前記制御装置によって放出されたコマンド信号に応答し、それによって、前記変換器によって測定可能であり、前記制御装置内で実施されるアルゴリズムに従って前記緩衝物に対する力の集中を最小にするのに有効な値に調整される制御可能な圧力まで、個々の前記空気袋セルを交互に膨張及び収縮させるものとしてさらに定義される、請求項8に記載の装置。
請求項13
前記アルゴリズムは、第1の個々の空気袋セル内の空気圧を周期的に変動させるステップと、各センサーの物理特性をモニタリングし、それによって前記空気袋セルのそれぞれに対して加えられる力の値を測定する、モニタリングするステップと、前記測定された値を合算するステップと、全ての前記力センサーからの力の測定値の前記和が結果として最小になる値まで、前記第1のセル内の前記空気圧を回復するステップと、第2から第pまでの前記袋セルのそれぞれについて上述したステップを反復するステップとを含むようにさらに定義される、請求項12に記載の装置。
請求項14
前記アルゴリズムは、各前記空気袋セルを所定の初期上限設定圧力まで膨張させる第1の初期化ステップを含むものとしてさらに定義される、請求項13に記載の装置。
請求項15
前記空気袋セル内の空気圧を周期的に変動させる前記ステップは、前記空気袋セルを、所定の上限設定圧力から所定の下限圧力まで収縮させる初期ステップを含むものとしてさらに定義される、請求項14に記載の装置。
請求項16
支持物体との接触に応じて人体の部分に対して加えられる反力の集中の大きさを低減するための方法であって、該方法は、請求項1に記載の装置を使用し、a.薄い可撓性の空気不透過性物質からそれぞれ作製される少なくとも第1の密封可能な空気袋セル及び第2の密封可能な空気袋セルを有し、支持物体と人体との間に配置するための緩衝物を設けるステップと、b.前記人体によって前記空気袋セルに対して加えられる力と共に所定の形で変動する電気特性をそれぞれ有し、前記第1の空気袋セル及び前記第2の空気袋セルにそれぞれ関連付けられる少なくとも第1の力感知センサー及び第2の力感知センサーを設けるステップと、c.各前記空気袋セルの中空内部空間を、個々に制御可能な圧力まで加圧するための加圧気体源を設けるステップと、d.前記空気袋セルのそれぞれに動作可能に結合することができ、それによって各前記空気袋セルの前記中空内部空間内の気体圧力を測定する少なくとも1つの圧力感受性変換器を設けるステップと、e.前記力センサー及び前記圧力変換器からの信号を受信し、前記加圧装置に制御信号を提供し、それによって前記力センサーによって感知される力の和を最小にする値まで前記空気袋セル内の空気を加圧するための制御装置を設けるステップと、f.前記空気袋セルの前記中空内部空間内の前記気体圧力を表す、前記圧力変換器からの信号を前記制御装置に入力するステップと、g.全ての前記空気袋セルに対して加えられる力を表す、前記力センサーからの信号を前記制御装置に入力するステップと、h.前記制御装置から前記加圧気体源に制御信号を提供するステップであって、それによって、全ての前記空気袋セルに関連付けられる前記力センサーによって感知される力の和を最小にする値まで前記空気袋セルの前記中空内部空間を加圧する、提供するステップと、i.前記空気袋セルに対する力の集中の和を最小にする結果となる前記空気袋セルの前記中空内部空間のための適切な加圧値を、前記制御装置によって前記変換器信号及び前記力センサー信号から計算するステップと、j.前記制御装置から前記加圧空気源に発行するために、前記計算された力を最小にする圧力値まで前記空気袋セルを加圧するのに効果的な制御信号を提供するステップと、を含む、方法。
請求項17
前記緩衝物は、前記第1の空気袋セル及び前記第2の空気袋セルに加えて、さらなるp−2個の空気袋セルを備えるようにさらに定義され、ここでpは整数である、請求項16に記載の方法。
請求項18
さらなるp−2個の力センサーをさらに備え、該力センサーのそれぞれが前記さらなるp−2個の空気袋セルのうちの1つに関連付けられる、請求項17に記載の方法。
請求項19
前記力を最小にする空気袋セル加圧計算は、第1の個々の空気袋セル内の空気圧を周期的に変動させるステップと、各力センサーの物理特性をモニタリングし、それによって前記空気袋セルのそれぞれに対して加えられる力の値を測定する、モニタリングするステップと、前記測定された力の値を合算するステップと、全ての前記力センサーからの力の測定値の前記和が結果として最小になる値まで、前記第1のセル内の前記空気圧を回復するステップと、第2から第pまでの前記袋セルのそれぞれについて上述したステップを反復するステップとを含むようにさらに定義される、請求項18に記載の方法。
請求項20
各前記空気袋セルを所定の初期設定圧力まで膨張させる第1の初期化ステップをさらに含む、請求項19に記載の方法。
請求項21
前記空気袋セル内の空気圧を周期的に変動させる前記ステップは、前記空気袋セルを、所定の上限設定圧力から所定の下限圧力まで収縮させる初期ステップを含むものとしてさらに定義される、請求項19に記載の方法。
請求項22
前記ステップのシーケンスは、力の測定値の前記和が、所定の閾値未満まで低減されるまで反復される、請求項19に記載の方法。
請求項23
前記ステップのシーケンスは、前記力の測定値の前記和が、所定の閾値を超える場合に再度開始される、請求項22に記載の方法。
請求項24
前記ステップのシーケンスは、全てより少ない数の前記セルの力測定値が所定の閾値を超える場合に再度開始される、請求項22に記載の方法。
請求項25
表面に対して加えられる法線力を測定するための前記表面力センサーは、a.導電性の接触領域を有する上側センサー導体を含む薄い可撓性上側導体シートを備える、少なくとも第1の平面センサー素子、b.それに対して加えられる法線力と共に変動する電気インピーダンス特性を有するアクティブセンサー領域を有する、薄い可撓性中間シートであって、該アクティブセンサー領域は、上側導電性シートの前記接触エリアと導電的に接触する上面を有する、薄い可撓性中間シートと、c.前記アクティブセンサー領域の下面と導電的に接触する導電性接触エリアを有する下側センサー導体を備える下側導体シートと、を備える、請求項1又は16に記載の装置。
請求項26
少なくとも第2の平面センサー素子をさらに備える、請求項25に記載のセンサー。
請求項27
前記第1のセンサー素子の前記上側の導電性接触エリア及び前記下側の導電性接触エリアのうちの少なくとも一方が、前記第2のセンサー素子の前記上側導電性接触エリア及び前記下側の導電性接触エリアのうちの対応する一方と導電的に連続している、請求項26に記載のセンサー。
請求項28
少なくとも第3の平面センサー素子及び第4の平面センサー素子をさらに備え、それによって前記センサーはm個の行及びn個の列から成るアレイに配置されるp個の要素を有する、請求項26に記載のセンサー。
請求項29
前記センサーの前記上側接触エリアは、前記複数のm個の行及びn個の列のうちの一方に対応する電気的に連続した導体ストリップを有し、前記p個のセンサーの前記下側接触領域は、前記m個の行及びn個の列のうちの他方に対応する電気的に連続した導体ストリップを有する、請求項28に記載のセンサー。
請求項30
前記センサー素子のうちの少なくとも1つは、双方向性でない電気インピーダンス特性を有するものとしてさらに定義される、請求項29に記載のセンサー。
請求項31
前記双方向性でない電気インピーダンス特性は、ダイオードのような特性としてさらに定義される、請求項30に記載のセンサー。
請求項32
前記アクティブセンサー領域は、ピエゾ抵抗物質から構成される層を含むものとしてさらに定義される、請求項31に記載のセンサー。
請求項33
前記前記ピエゾ抵抗物質は、ポリマーマトリクス内に懸濁される導電性粒子を含むものとしてさらに定義される、請求項32に記載のセンサー。
請求項34
前記ピエゾ抵抗層の外面は、少なくとも1つの金属酸化物を含み、それによって前記層と共に半導体のPN接合点を形成するためのコーティングがその上に堆積されるものとしてさらに定義される、請求項33に記載のセンサー。
請求項35
前記金属酸化物は、少なくとも1つの酸化銅を含むものとしてさらに定義される、請求項34に記載のセンサー。
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